簡単に高評価を取れる感想文の書き方
[:大学の授業において、授業後に感想文を提出するものがあります。大体は全学共通、いわゆるパンキョーの授業ですので、聞いていないことがほとんどですよね。そこで今回は、大学の感想文を上手に書く方法を紹介しようと思います。]
何のために感想文を書かせるのか?
そもそも教授たちは何のために感想を書かせるのでしょうか?その活用方法には、3つ考えられます。
まず、一つ目が学生の評価に利用したいというもの。もちろんテストが最大の評価項目になるわけですが、普段授業に出ていないのに、テスト前にノートや過去問を手に入れて、高得点を取られるのは、しゃくに障ります。そこで、普段の出席状況を確認しようというわけです。
また、学生の理解度を確かめようという意図もあります。一般教養の授業の場合、多くの学部の生徒が授業を受けにきます。いつも接する、自らの分野の学部生とはその基礎的な知識面において違いが生じますので、授業のたびに学生の反応を確かめ、進度に活かしているわけです。
高評価をもらえる感想の書き方
出席だけを成績に反映させている場合と異なり、やはり感想を書かせる以上、文も評価されていると考えたほうが良いでしょう。それではどのようなことを書けば良いのでしょうか?
私はこれには、理解、卑下、称賛の3つの視点が重要だと考えます。一つ目の理解に関しては説明の必要がないでしょう。私は授業の内容を理解しているということを教授に示すのです。最も効果的な方法は、教授が語るエピソードなどを盛り込んだり、感情的に話している点を盛り込むことです。一般的な話では、授業を聞かなくてもわかりますが、このようなものは授業でしか知り得ません。内職や昼寝をしていても、教授が声を張りだしたら注目しましょう。
二つ目の卑下、称賛は自分を低く見せること。パンキョーの教授は政治や差別など、不満を持っていることが多いので、その主張に思いっきり乗っかったほうが良いです。口では、「賛否ではなく、論理性で判断する」などと言いますが、所詮は人間。教授はそのテーマを何年も研究してきているわけで、それを青二才に否定されれば、面白いわけがありません。自分はこう思っていたが、教授のこのような話を聞いて考えが変わった。など教授の意見に影響されたことを示せばよいです。
終わりに
いかかでしたでしょうか。感想文は、短いものですから、適当な言葉を書きがちですが、少し工夫をするだけでうまく書けるようになります。また、書くポイントをあらかじめ、予想できるので授業を聞くべき箇所がわかってきて、うまく内職や昼寝と両立できます。